第2回広島先端科学技術セミナー もとに戻る

 広島市立大学は広島市という地方中枢都市の公立総合大学であり、質の高い研究・教育を行う知的拠点であると同時に、広島地域の企業、公的研究機関などの企画・研究開発の人材の育成など科学技術振興事業の拠点として地域産業の発展の一翼を担うことも重要な使命のひとつであると考える。このような観点から、広島市先端科学技術セミナーは「毎年1ないし2回、著名な学識経験者に講演を依頼し、もって知的好奇心を刺激し、広島地域の将来的な研究・産業振興戦略の糧とすることを目的として開催する」という趣旨で昨年度より始められ、平成7年度は第2回となる。
 今回は(資料1)の要領で、環境と科学について、薬学、海洋バイオテクノロジー、生物工学、農学の分野から第一線で活躍されている4名を講師に招き、それぞれの専門の立場から環境をキーワードとして講演をしていただいた。当日は(資料2)のように、201人(内訳:学外196名、学内5名)の参加があり、昨年度の第1回セミナーに比べ、参加者が約50名増加した。特に学外参加者が飛躍的に増加したことは、広島地域の企業・公的機関の環境問題に対する関心度の高さがうかがえる結果であると思われる。また、広島地域だけでなく愛知県や兵庫県など遠方からの参加もあったことを付け加える。セミナー終了後、セミナーに関するアンケート調査を行ったところ、55名から回答が得られたので、その集計結果を(資料3)に示す。
 今回、著名な講演者らが広島に集まり、その質の高い研究成果を披露したことによって、広島地域の研究者、技術者、一般市民を大いに刺激し、セミナー開催の効果は十分あったと考えられる。また、本セミナーは、広島市が新世紀都市ビジョンの中で提唱しているバイオ産業の振興の一環としても捉えることができ、環境保全を前提とした広島地域での産業振興にも重要な意味を持つと考えられる。

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資料1)第2回先端科学技術セミナー開催の詳細

[日時]平成7年12月5日午後1時30分〜5時
[会場]広島市立大学講義棟603大講義室(6階)
[主催・共催・後援]広島市・日本化学会中国四国支部・中国工業技術研究所
(財) 中国技術振興センター・広島バイオテクノロジー推進協議会・(財) マツダ財団
(財) 中国電力技術研究財団
[講演]
 1.「生物の毒を追って」
   (財)サントリー生物有機科学研究所長・東京大学名誉教授 中嶋 輝躬 氏
 2.「マリンバイオテクノロジーの展望-海洋光合成微生物による有用物質の生産-」
    東京農工大学 教授 松永 是 氏
 3.「バイオテクノロジーを利用した新しい環境計測」
    北陸先端科学技術大学院大学 教授 民谷栄一 氏
 4.「21世紀に向けた新しい農薬」
    日産化学工業株式会社 企画研究部長 上田国博 氏
[参加費]無料

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資料2)参加者概要

企業

官公庁

団体

学校関係

学生

一般

合計(名)

81

52

16

21

22

9

201

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資料3)アンケート調査の結果[計55件・複数回答あり]

[セミナー開催をどこで知ったか?]

 

[今回の第2回先端科学技術セミナーに関する意見・感想]

 

[今後のセミナーに関するご意見・ご希望]


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